提供するリハビリテーションのご紹介
いずみ記念病院では、急性期から回復期、退院後の生活期まで、患者様の状態や生活に合わせたリハビリテーションを受けていただけます。
ここでは、さまざまな場面で受けられるリハビリテーションをご紹介します。
入院中のリハビリテーション
急性期リハビリテーション
入院中すぐにリハビリテーションを開始します。
医師の指示のもと、療法士が他職種と連携し、安全に配慮しながら身体機能や日常生活動作の回復を支援します。合併症の予防と早期回復を目的に、患者さんの状態に合わせて進めてまいります。
回復期リハビリテーション
在宅復帰を目標に、1日最大3時間のリハビリテーションを実施します。歩行・食事・着替えなど日常生活に必要な動作の自立をめざし、「その人らしい暮らし」に戻れるよう支援します。ご家族への介助指導や退院後の生活設計も丁寧に行い、安心して自宅に帰れるようサポートいたします。
入院中の1日の流れ
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1日最大3時間のリハビリテーション
午前と午後に、理学療法・作業療法・言語聴覚療法を組み合わせて実施します。その日の体調に合わせて内容を調整し、365日休まずリハビリテーションを行います。
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生活のすべてがリハビリテーションにつながる環境
歩行、着替え、食事、トイレ動作など、病棟での生活そのものを練習の機会として活用します。看護師・介護スタッフと連携し、できることを少しずつ増やしていきます。
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さまざまな場所での練習
- リハビリテーション室での練習
- 病棟での生活動作練習
- 屋外での歩行練習
- ご自宅の環境に合わせた家庭訪問と練習
その人らしい生活に戻るための準備を、実際の場面を想定して行うことが回復期リハビリテーションの特徴です。
外来リハビリテーション
脳卒中後の後遺症、肩や腰・膝などの運動器疾患に対して、医師の指示のもとでリハビリテーションを受けていただけます。入院とは関係なく、健康保険（医療保険）で利用できます。
痛みの改善、手足の動きの改善、体力低下の予防、日常生活への復帰など、患者さんの症状に合わせて支援します。
介護保険のリハビリテーションサービスを利用中の方へ
外来リハビリテーションは医療保険で行います。
介護保険のリハビリテーションサービス（通所リハビリテーション・訪問リハビリテーションなど）を利用されている場合、原則として外来リハビリテーションとの併用はできません。 受診時に介護保険証をお持ちかどうかをお知らせください。
ご利用の際のお願い
診察について
- 外来リハビリテーションは、医師の指示のもとで実施しております
- 外来リハビリテーションを継続していただくためには、2週間に1回、医師の診察（リハビリテーション診察）が必要となります
- 診察日は、予約時間の30分前までにご来院くださいますようお願いいたします
予約について
- 次回のリハビリテーションの予約は、当日のリハビリテーション終了時にお取りいたします
- ご都合が悪くなった場合は、お電話で予約変更を承ります
- やむを得ず時間変更をお願いする場合がございますが、通常は当院から確認のお電話はいたしておりません
予約票について
- 予約時間は予約カードに記載しております
- ご来院前に、カードに記載された時間をご確認ください
- リハビリテーション当日は、予約カードを必ずお持ちください
退院後のリハビリテーション
退院後も、ご自宅や施設で継続してリハビリテーションを受けることができます。介護保険を利用したサービスで、その人らしい暮らしを支援します。
通所リハビリテーション
自宅から通って行う介護保険のリハビリです。
送迎・食事・入浴支援などの生活サービスを受けながら、心身機能の維持・改善を図ります。
訪問リハビリテーション
理学療法士・作業療法士がご自宅を訪問し、
生活環境に合わせた動作練習や介助方法のアドバイスを行います。
介護老人保健施設いずみでのリハビリテーション
施設内での日常生活動作の維持や、在宅復帰を目的に支援を行います。
→通所リハ・訪問リハ・老健リハについては、各部門ページをご覧ください。
リハビリテーションを支える専門職
理学療法士（PT）・作業療法士（OT）・言語聴覚士（ST）が、それぞれの専門性を活かしながら連携し、患者さんの回復を支えます。
理学療法
（Physical Therapy：PT）
主に、立つ・歩く・座るなど、体の基本的な動作の回復を目指します。
関節の動きを改善したり、筋力やバランスを整える練習を行います。
退院後に安全に生活できるよう、動作の工夫や環境整備の提案も行います。
作業療法
（Occupational Therapy：OT）
食事・着替え・トイレ・家事など、日常生活に関わる動作の練習を行います。
また、「その人らしい生活」を取り戻すために、趣味や社会参加の支援も行います。
必要に応じて、福祉用具の提案や自宅環境の調整も行います。
言語聴覚療法
(Speech-Language-Hearing Therapy：ST）
言葉が出にくい、飲み込みが難しいなどの症状に対して、発声・発音・嚥下（飲み込み）のリハビリを行います。
また、記憶や注意力などの認知機能にも働きかけ、安心して会話や食事ができるよう支援します。
他職種が連携し、患者さん・ご家族・地域とともに”その人らしさ”を取り戻すために活動しています。
いずみ記念病院のリハビリテーションの特徴
患者様一人ひとりの「その人らしさ」を大切に、切れ目のない支援体制で回復をサポートします。
その人らしさを大切にするリハビリテーション
症状や病名だけを見るのではなく、「どう暮らしたいか」「どんな生活を取り戻したいか」に寄り添うリハビリテーションを大切にしています。
ご自宅への家庭調査を行い、実際の生活環境に合わせた練習や環境調整の提案を行います。患者様ごとの生活の希望に合わせて、必要な支援をチームで考えます。
急性期から退院後まで切れ目なくつながる体制
病棟（急性期・回復期）・外来・通所リハビリテーション・訪問リハビリテーション・介護老人保健施設が院内にそろっており、状態に応じたリハビリテーションを切れ目なく・スムーズに受けられます。 入院中から退院後の生活、地域での暮らしまで、一貫して支援します。
365日リハビリテーション
回復期病棟では365日毎日リハビリテーションを実施。患者様の状態に合わせて、休まず回復をサポートします。
安心して任せられるスタッフと環境
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が連携し、医師・看護師・介護スタッフとチームを組んで、患者様の回復を支えます。 担当制を活かしながら継続した支援を提供し、患者様が安心して過ごせるよう、コミュニケーションを大切にしています。
充実した機器・設備
調整式長下肢装具、上肢運動支援ロボット「Reo-Go-J」、3Dプリンター自助具など、患者様の状態に合わせたリハビリテーション機器を活用しています。
リハビリテーション豆知識
リハビリテーションに関する役立つ情報や、自宅でできる運動のコツなどをご紹介します。
リハビリテーションセンターの様子
ギャラリーが入ります