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病棟のご案内

私たちが働く場所

いずみ記念病院の入院機能は、急性期医療を担う「一般病棟」と、在宅復帰を支える「回復期リハビリテーション病棟」の2つの翼で成り立っています。
それぞれの病棟が持つ役割、そこで働く看護師の業務、そして私たちが目指す看護についてご紹介します。皆さんのキャリアプランに合う、輝ける場所がきっと見つかります。

一般病棟

一般病棟の業務内容

当院の一般病棟は、内科・外科・整形外科を中心とした急性期疾患の患者さんを受け入れる、地域医療の最前線です。日々多くの入退院がある中で、私たちは迅速かつ的確な判断に基づき、患者さんの早期回復を支援しています。
日勤帯の受け持ち患者数は約8名。フォーカスチャーティング方式で効率的に記録を行い、フリー看護師の配置によって突発的な業務にも対応できる体制を整えています。これにより、担当看護師は一人ひとりの患者さんのケアに集中し、質の高い看護を提供することに注力できます。

私たちが目指す看護

一般病棟が目指すのは、「チームの力で、患者さんの危機的状況を乗り越え、一日も早い回復を実現する」ことです。目まぐるしく変化する病状の中で、多職種と密に連携し、最善の医療を提供する。そのダイナミズムと、患者さんが元気になって退院される姿に、私たちは大きなやりがいを感じています。

磨かれる専門性

急性期病棟での経験は、看護師としての確かな土台を築きます。

  • 多様な疾患に対応する幅広い知識
  • 緊急時に的確な判断を下すアセスメント能力
  • 多職種と円滑に連携し、治療を前に進めるチームワークスキル

一般病棟 師長より

一般病棟の扉を開けると、そこにはいつも若いエネルギーが満ちています。20代から30代のスタッフが中心となり、互いに声を掛け合い、助け合いながら、日々の看護に取り組む活気ある職場です。
私たちの使命は、地域で暮らす方々が、急な病や怪我に見舞われた時に「いずみ記念病院に行けば大丈夫」と、心から安心できる医療を提供すること。そのためには、スタッフ一人ひとりが安心して働ける環境が不可欠です。チームであなたを支えます。スピード感のある現場で、私たちと一緒に成長していきませんか。

回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟の業務内容

当病棟は、脳血管疾患や整形外科術後の患者さんが、再びご自宅での生活に戻ることを支援する、在宅復帰に特化した病棟です。私たちは、365日体制で集中的なリハビリテーションを提供し、患者さんの「家に帰りたい」という想いに、チーム一丸となって応えます。
看護師は、ADL(日常生活動作)の向上を目標に、日々のケアを通じて患者さんの小さな「できた」を一つひとつ積み重ねていきます。医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカーと毎週カンファレンスを行い、患者さん一人ひとりの回復状態に合わせた最適なゴール設定と支援計画を共有しています。

私たちが目指す看護

私たちが目指すのは、「患者さんの人生に寄り添い、その人らしい生活を取り戻す」看護です。急性期を乗り越えた患者さんが、リハビリを通じて少しずつ笑顔と自信を取り戻していく。その長い道のりに伴走し、最終的にご自身の足で歩いて退院される後ろ姿を見送る時、私たちは看護師として何物にも代えがたい喜びと誇りを感じます。

磨かれる専門性

回復期病棟では、患者さんの生活全体を捉える、より深い看護実践能力が身につきます。

  • ADLを評価し、機能回復を促すリハビリテーション看護の知識・技術
  • 患者さんの意欲を引き出し、目標達成へと導くコーチングスキル
  • 退院後の生活を見据え、多職種と協働して在宅復帰を支援する調整能力

回復期リハビリテーション病棟 師長より

この病棟には、30代以上の経験豊富な看護師たちが多く集まっています。それぞれが持つ人生経験や看護の知見を尊重し、落ち着いた雰囲気の中で、患者さん一人ひとりとじっくり向き合う。それが私たちのスタイルです。
子育てをしながら働くスタッフも多く、お互いの状況を理解し、自然に協力し合える風土が根付いています。大切なのは、患者さんの「できるようになりたい」という気持ちを信じ、焦らず、その人自身のペースで支え続けること。皆さんの経験と優しさが、必ず誰かの力になります。患者さんの未来を一緒に創っていきませんか。